【平成28年4月20日】
ご飯・・・240g
牛ひき肉(赤身)・・・80g
青ねぎ・・・2と2分の1本
コーン(冷凍)・・・40g
牛乳・・・600cc
バター・・・小さじ1
淡口醤油・・・小さじ1と2分の1
塩・・・少々
こしょう・・・少々
(1) 青ねぎは小口切りにする
(2) 鍋を火にかけてバターを溶かし、ひき肉とコーンを炒めて塩、こしょうする。
(3) (2)にサッと洗ってぬめりを取ったご飯、牛乳を加えて軽く煮、アクを除く。
(4) (3)に淡口醤油で味をつけ、青ねぎを散らして仕上げ、器に盛り付ける。
【提供】辻学園専門学校教授 医学博士 広田孝子氏
【平成28年4月20日】
学校の朝礼でずっと立っていた児童が、急に立ちくらみを起こして倒れたりするのは、多くの場合、起立性低血圧と考えられています。その原因は脳に流れる血液が一時的に減少すること。しばらく寝かせておけば、意識を取り戻すので心配はいりません。しかし、たびたび起こすようなら、原因を突き止めるために、病医院で詳しい検査を受ける必要があるでしょう。また、倒れたはずみに頭などを強打するケースもあるので、倒れた人のけがや出血の有無も確認しましょう。
起立性低血圧の前兆は生あくびや冷や汗。吐き気を感じることもあります。その後、急に目の前が真っ暗になって倒れるので、周囲の人が早めに気づいて、体を支えてあげるのがベスト。自分がなりそうなときは、人通りや交通量の少ない場所を見つけ、できるだけ頭を下げて屈む姿勢をとって休みましょう。
倒れてしまった人がいたら、まずベルトなど体をしめつけるものをゆるめ、足を高く、頭を低くして、寝かせます(枕はせず、足の下に毛布などを置く)。暖かい季節は、顔を冷やしたい水を絞ったタオルで冷やしてあげてもよいでしょう。数分程度で意識が戻るはずです。
温かい飲み物を飲ませてあげましょう。意識が戻ったもすぐに歩かせたりせず、しばらく安静を保ちます。
【平成28年4月20日】
鼻がつまって口呼吸を続けていたり、またストレスや強い緊張状態にさらされると、唾液の分泌が減って口の中がカラカラになります。これらは自然現象なので水分補給をすれば改善されますが、心配なのは、水分を取る量や尿の量の異常な増加を伴う場合です。このような症状が長く続くときは、糖尿病などの全身疾患が疑われるので、早めに医師に相談してください。
★の目安
★ 普通 ★★ 強い(多い) ★★★ より強い(多い) ★★★★ 非常に強い(多い)
口が渇く程度
★★★★
尿の量
★★
糖尿病になると血液中に増えすぎた糖分を体の外に追い出そうとする生体反応のため、尿量が増えます。その一方で、失われた体内の水分を補おうとして、のどや口がとても渇きます。このほか、疲れやすくなったり、体重の減少などの症状を伴うこともあります。
注意!糖尿病の人が、口が渇いた状態でコーラやジュースなどをがぶ飲みすると、「糖尿病性昏睡」を引き起こす危険があるので絶対に避けましょう。飲みものは水やお茶など糖分の少ないものを。
口が渇く程度
★★★★
尿の量
★★★★
体の中の水分を必要以上に尿として排せつさせてしまう病気です。脳下垂体にある抗利尿ホルモン(尿の量を調節しているホルモン)の不足が原因で、ひどく口が渇き、多量の水分をとるようになります。その結果、尿量も普段の倍くらいまで増加します。水分摂取を控えても尿量が減らなければ、尿崩症の疑いが高いといえます。なお治療では抗利尿ホルモンの投与を行います。
口が渇く程度
★★★★
尿の量
★★★
ストレスや緊張から大量の水を飲み多尿になるケースで、色の薄い尿がたくさん出るのが特徴です。水分摂取を控えれば尿の量も減ります。治療が必要な場合は、精神安定剤などの投与を行います。
涙や唾液の分泌が悪くなる免疫異常の病気。検査をすると種々の自己抗体が陽性の場合が多く、尿に異常はみられません。
加齢により唾液腺が縮み、唾液の分泌が少なくなって口が渇く症状です。尿の量などに変化はみられません。唾液の分泌低下が著しい場合は、内服薬などの投与を行うこともあります。
制酸剤や自律神経失調症の薬、向精神薬などの服用によって口が渇くこともあります。このような場合は勝手に服用を中止せず、医師に相談しましょう。
高齢者は口渇感を自覚しにくいため、水分補給を忘れて脱水症になりやすくなります。本人の状態によっては、周囲の人がこまめに水分補給を心がけてあげましょう。
【平成28年4月20日】
春は人事異動の季節。新しい環境で張り切っていた同僚が、しばらくして体の不調を訴え、病院に通ったが原因がよく分からない。
そんなケースが最近増えています。
昇進で仕事上の責任が前よりも重くなったり、異動や転勤で職場の環境や人間関係が大きく変わることも、「うつ」のきっかけになることがあります。
しかも、「うつ」といえば気分の落ち込みや不眠、倦怠感などが主症状と考えがちですが、胃の不快感や下痢、頭痛、長引くカゼなどが前面に出る場合もあります。
このように身体症状が目立つケースでは、正しく診断されるまでにドクターショッピングを重ねたり、周囲からも気のせいなどと誤解されやすいことが問題に。
検査で体に異常がないと言われたのなら、心療内科や精神科を受診するように勧めて下さい。軽症ならば休養やカウンセリングなどの治療で治るケースがほとんどです。